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情報セキュリティ 速報

 

時限式ワームが猛威をふるう?

 

(2006.2.4)

 

 

「Kama Sutra」と呼ばれるワーム(「Nyxem.E」などの名称を持つウイルス)がネットワークトラフィックに問題を生じさせる可能性があると、セキュリティベンダーが企業に対して注意を呼びかけています。

このウイルスは2月3日に増殖活動を開始するよう仕組まれており、実行されるとPCに格納されているWord、Excel、PowerPoint、PDF形式のファイルをすべて削除し、また、電子メールの添付ファイルやネットワークワームとして自己繁殖を試みるため、閉鎖的なネットワークは大きなダメージを受ける可能性があるということです。

ただ、主要なウイルス対策ソフトウェアベンダーはすでに同ウイルスに対応する定義ファイルを提供しているので、企業はウイルス対策ソフトを最新の状態に更新しておけば、直接被害に遭うことはないということ。